八月三十日(月)

ふらふらになりながら外に出た。あと三時間は帰れないので、駅前行きのバスに乗りこむ。大体の乗客は駅で降りるみたいだった。改札前のカフェに入る。アイスコーヒーの滴が付かないかひやひやしながら、借りた本を読んだ。やっぱ家で読んだ方がいいな。なんとか一編読み終え席を立つ。行くところもないので本屋へ。昨日話に出た小説を発見。買ってまた別の本屋へ。暑いなか五分ぐらい歩いたのに、百鬼夜行シリーズは置いてなかった。京極夏彦が読みたいのに……。悔しいので電車に乗って隣駅の本屋に。目当ての本を見つけて素早く帰る。トートバッグが一気に重くなった。