創作TALKさんの企画に参加しています。詳しくはこちら。以下、2023年に書いた小説を振り返ります。
見えない(改題:視線の先には)
500字ぐらいのショートショート。実は高原英理の『怪談生活』に載っていた話の二次創作。こいつが見ているものを俺も見たい、という感情が書きたかった。
午後一時上演開始予定(改題:客席)
600文字ぐらいのショートショート。演劇を観るときに毎回抱く(始まらなかったらどうしよう……全然面白くなかったらどうしよう……)という気持ちをネタに書いた。出演者らしき人の影がゆらゆらしていたという部分は実話。もっと描写が上手くなりたいね。
舞台袖
1200文字ぐらいの短編。客席がこうなってたら怖いかもなと思って書いた。結果シュールな話になってしまったかもしれない。ホラーが書きたいよう。
客席と舞台袖はこちらから読めます
氷でまじない
『二人組短編集』に収録した2500文字ぐらいの短編。カクヨムに載せてたやつを完結させた。五山の送り火の夜っぽさは描写できたかなと思う。課題は登場人物の目的と設定をどこまで分かりやすく説明すればいいのか。ちょうどいい塩梅を見つけたい。
歯
『劇場奇譚 Ⅱ』に収録したショートショート。舞台上に歯が落ちている話。招文堂さんと花村さんが主催されている文芸意見交換会のテーマが「歯」で、そこから思い付いた作品。提出は間に合わなかった。
以上です!『二人組短編集』と『劇場奇譚 Ⅱ』は文フリ京都で売る予定です。来てね!Webカタログはこちら。
書いた作品、もうちょっと少ないと思ってたけど五つかぁ。締切が欲しいので読み合い会とかもっと参加しようかなぁ。書けるときに書く方式だと本当にそのときしか書かなくなるからな。
今は冒頭に載せたSSを元に短編を書いています。題名は「生首になった友人」です。完成させたい。あとカクヨムに載せてる「国立世界博物館雑記」もどうにかしたいですね。これは資料集めが先だ。
それでは本当に以上です。自分の小説を振り返ることがあんまりないんですが、創作TALKさんの企画で書けてよかったです。記録することで記憶が甦りますね。五つも書いてるじゃん!と前向きな気持ちになりました。ありがとうございます。今年は明るく素直に元気よく!(嘘の目標)