八月に読んだ本

8/3
山白朝子「エムブリヲ奇譚」
「宿で死ぬ」というアンソロジーに入ってた、『湯煙事変』が面白かったので買った。ほのぼの奇妙な話と思わせてから突き落とす感じが多い。あとやっぱりキャラがいい~

8/4
高橋源一郎「さようなら、ギャングたち」
どーうーいーうーこーとーなーのーーー。ヒントほしい。何となく思ったのは、ギャングをギャングとして書くということ、詩人を詩人として書くことというか。言葉で表現する方法みたいな。わからんが!

「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」
人によって日記の書き方って全然違うんだなぁと思った。最後きれいにまとめてる人もいれば、日常そのままで終わってる人もいた。どんな人にも平等にふりかかってることを、日記という形で読めてよかった。あと全然関係ないけど、みんぱくで働く人の日記が読めて嬉しかったです。

8/17
イタロ・カルヴィーロ「見えない都市」
よかったところ:町の描写。存在するのかしないのか分かんないけど、読んでてわくわくした。タイトルもいい。あんまりよくなかったところ:訳の分からなさがすごい。マルコ・ポーロフビライ・ハンの関係性もよく分からん。「東方見聞録」読んだ方がいいんかなぁ。

高橋源一郎「一億二千万人のための小説教室」
私が書いている小説は、過去の小説だったのか……。何となく言わんとしていることは分かったので、とりあえず真似しよう。

8/26
「ゆびさき怪談」
きれいにオチまでまとめてる怪談もあれば、なにがなんだか分からんまま終わる怪談もあった。作家によって全然違う。個人的には最後ぼかして終わる方が好きだった。

8/27
三津田信三「幽女の如き怨むもの」
ここまで読ませておいてそんな感じで終わんの!?と思ってしまった。一応けりはついてるけども。