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丸善で開催されている古本市に友達と行った。地下一階に置いてあった看板で、会場がもう一階下だと知る。エスカレーターで下がっていくと、ハヤシライスで有名なカフェが見えてきた。人の姿はあまりない。
ここで友達Aとは別行動。会場の棚を隅から隅まで眺めていると、前から気になってた本が続々見つかる。別れてからすでに十分以上が経過している。これ以上待たせるのは悪いとは思いつつ、あと五分だけ、と端の方まで見ていく。
振り向くと、友達Bが本を立ち読みしていた。おったんかい!となりながら声をかける。面白そうな本を読んでいるので、買わないんですかと話しかける。気にしないでくださいとのことなので、もう一周してからレジへ。一瞬足りるかな、と思ったけど予備の一万円があることを思い出して一安心。心配してたほどは高くならなかった。
友達Aを探しに店内を回るが、どこにも見当たらない。友達Bにも声をかけ、一階まで行ってみるが姿は見えない。どうしましょうかと言い合いながら外に出ると、発見した。もしかしたらさっきも見落としていたのかもしれない。腕時計を見るとちょうど十七時。大分待たせてしまった。雨がひどくならないうちに帰る。