あまぶんで入手したブツ

あまぶんで買った同人誌、全部読めたよ~!ということで以下感想です。

海崎たま『幻想小説集』
めっちゃ面白かった!描写とストーリーがすごい。一番好きなのは「往く春」かな。なんなんこの兄弟……!最高だ。最後の一文がとても好き。歌舞伎観に行ってみたいなぁ。詳しくなったらもっと楽しめそう。
そのあと突然のトリカラに余韻をぶち壊されつつ、「太陽の残り滓」を呆然と読んだ。面白すぎるよう。参考文献読もう。

柊らし『ポケットはゴミでいっぱい』
行間から感情が想像できるような文章がよかった。「ふるひと」と「なみだの暗渠」が印象に残ってる。

ひざのうらはやお『煤煙 ~浦安八景~』
小説中の町ってやっぱりいいなぁと思う。もっと読んでみたい。

田畑農耕地『田舎へ旅を』
あらすじのとおり、「“今ここ”への皮肉に満ちた」小説だった。「襲撃」と「異国の祝日」が好き。特に「襲撃」はあんなに短いのに、ここまで印象に残るのはすごいと思った。鮮やか。


以上です!気になった方は、尼崎文学だらけ(あまぶん)のサイトを覗いてみてください~
https://necotoco.com/amabun/21/