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イキウメの『奇ッ怪』を観に行った。なんと二列目真ん中。近くない!?と思いながら席につく。どうしようどうしたらいいですか。

どうもこうもないので無人の舞台を眺める。真ん中が庭みたいになっていて、砂が上から下に落ちていく。あれどうなってんだろ。

しばらく座っていると照明がぷつんと一瞬落ちた。怪奇!となったけどたまたまでしょう。たまたまだと思いたい。

あっという間に上演時間。ホラーとか怪奇ものが好きなので終始楽しかった。「茶碗の中」が一番好きだったな。お茶に知らない男が映っているというのもいいし、それに振り回される宮地もいい。あと、摺り足で移動する人たちが何となく不気味でよかった。

それにしても近かったな。この近さには最後まで慣れなかった。めっちゃいい!となったセリフがあったんだけど思い出せないのが悔しい。台本をください。