8月に読んだ本

『パンとペン 社会主義者堺利彦と「売文社」の闘い』黒岩比佐子
この人は行動が思想を表してる気がする。紹介されてるエピソードが一々よくて、好感度が爆上がりしてしまった。でも本当にそうだったかは分からないからね。
それにしてもこの時代の社会主義面白いな~!演劇きっかけで調べ出してこんなにのめり込むとは思わなかった。荒畑寒村の先生呼びはそういうことか!とか細かいことが分かっていくのが楽しい。次は山川均の自伝読みたいな。

ユダヤ警官同盟マイケル・シェイボン
とにかく比喩が多い。「~のような」だらけの文章なのに、読んでるとだんだん面白くなってくるのが不思議。警察官二人の見た目がかっこよくないのがいいなと思った。

『巨岩と花びら』舟越保武

大杉栄追想

『無脊椎水族館』宮田珠己
まえがきの「いろんなことはそのうちなんとかなるだろう」という文章が好き。作者とモアレ氏のやり取りもいいなと思った。ザ・適当。