1月に読んだ本

恩田陸 山田正紀「SF読書会」
本屋でたまたま見かけて買った。復刊してくれてありがとう!おかげで常野シリーズ読書会も読めたよ!

恩田陸「薔薇のなかの蛇」
面白かったんだけど、またこういうパターンか…と感じてしまった。装丁は最高。挿絵も惚れ惚れしてしまう。

森奈津子「耽美なわしら」
バカバカしいけどキャラがいいから読んじゃう。

平山夢明「恐怖の構造」
作者が何を考えて小説を書いてるのか分かって面白かった。

加門七海「たてもの怪談」
引っ越しにまつわるあれこれと、建物の不思議な話が少し。家選びって条件を気にしだすと大変だな。

横光利一「日輪・春は馬車に乗って 他八篇」
「蠅」の印象が強い。不条理なようでいて、出来事をただ書いてるだけのような気もする。「火」「御身」はずっと不穏。「笑われた子」「赤い着物」は不穏通りこして不気味。よい。