10月に読んだ本

10/4
飛浩隆「象られた力」
『デュオ』という短編が最高だった。双子ピアニストがいい。詳しくは言えないけど、そんな形でしか存在できないのか……!ってなる。

「リング」
ホラーの参考にしようと思って読んだ。これが噂の貞子……!とテンション上がったけど、あんまり怖くなかった。まだまだ序章っぽい。映画観ようかな。

10/6
ハン・ガン「すべての、白いものたちの」

10/7
藤野香織「私は幽霊を見ない」
エッセイと見せかけた小説だと思ってたけど、怪談よりのエッセイだった。語り口がいい。

10/11
津村記久子二度寝とは、遠くにありて想うもの」

10/17
早稲田文学 特集◎ホラーのリアリティ」
論文・対談・小説など、読みごたえたっぷり。個人的には怪人アンサーにテンション上がった。

10/19
ジョン・ヴァーリイ「逆行の夏」
読むの大分時間かかった。半年ぐらい?何もかも説明してくれる分かりやすい小説!というわけじゃないけど、想像の余地があって面白かった。

10/25
北村紗衣「批評の教室 ──チョウのように読み、ハチのように書く」
精読のやり方から批評の書き方まで教えてくれる、とても分かりやすい本。精読やってみたけど、予想以上に面倒くさい。でもやる。