四月に読んだ本

4/3
「まだまだ知らない夢の本屋ガイド」
死者のために本を選ぶ本屋、希望する本を作っちゃう本屋、獄中の人に向けて本を送る本屋。世の中には色んな本屋があるんだなぁ…というかありすぎじゃない?最後のページを読んで納得したけど、とりあえず陽明書房とBUNSHIMUPA!に行きたい。百閒邸とか想像するだけで涎が垂れてくる。あと、北光社みたいな「人が絶えず行き来して、なんかスッと入っちゃう店」だけは実在するような気がする。

4/5
一穂ミチ「今日の日はさよなら」
最高だった。表紙の宮崎夏次系の絵もぴったりで、読んでるときもこのイラストを思い浮かべてた。

中井英夫「虚無への供物」
長いこと放ったらかしにしてたけど、最後まで読んでよかった。ラストの告発が好き。解説に純文学に近いとあって、せやなと思ったけどどうなんやろう。キャラは蒼司が一番好きです。ガウンて。

4/6
大前粟生「おもろい以外いらんねん」
タイトルの意味というか使い方が、二転三転するのがよかった。面白いからいいやんってノリに対するモヤモヤの正体が少し分かった気がする。最高に面白かった!

4/8
ジェシカービィ「心臓が君を好きだという」
勝手にミステリ小説だと思ってて、いつミステリ感出してくんのかなと思って読んでたら、最後まで恋愛小説だった。…面白かったけどね!タイトルは最高だと思う。

三津田信三「水魑の如き沈むもの」

4/9
「芸術ウソつかない 横尾忠則対談集」

4/12
ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」
最後まで読んでやっとこれは恋愛小説なんだと気付いた。何でこんなに描写がめちゃくちゃなんだ。好きだけど。最初と最後の印象が全然違うな。

4/?
稲生平太郎アクアリウムの夜」

4/?
稲生平太郎「アムネジア」

4/23
汀こるもの「探偵は御簾の中」